民主主義的アナーキスト「F」氏のブログです。サブカルチャーから社会問題までおっとり刀で書いていこうと思います。


by Mr_F
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

<   2009年 06月 ( 5 )   > この月の画像一覧

・児童買春・児童ポルノ禁止法改正案の審議が26日、衆院法務委員会で始まった。
 以下はその審議での民主・枝野氏と自民・葉梨のやり取りから抜粋。

枝野「本、DVDなど過去に合法だったものを家から探して捨てろというんですか?」

葉梨「1年間の猶予があるんだから、18歳未満の児童ポルノは廃棄すべきです」

枝野「サンタフェ(宮沢りえのヌード本)は調べても17歳か18歳か解らなかった。10年前20年前とかに製造販売されて手に入れたものを、みんな何歳だったか調べるんですか?」
 「未必の故意でOKなんですか。『うちにあったかも知れないな。探すの面倒だ』なども。
 私も過去に、確か野田聖子さんから法案資料としてサンプル雑誌をもらいましたが、捨てたかどうか覚えてない。それが未必の故意だと言うなら、家捜ししなきゃいけないんですか。それが日本中の人に起こる。非現実的です」

葉梨「枝野氏は持ってらっしゃるかも知れませんが、それは性的好奇心を満たす目的じゃない。17歳か18歳か、サンタフェぐらい著名なものなら政府が問い合わせ受けるサービスぐらいします。判断しづらいなら、それは廃棄すべきだと思う」

枝野「前は18歳前後の子の裸が普通に雑誌に載ってた。『そう言えば持ってたかも』で未必の故意はある。それが立証されてしまったら、その持ち主が『性的好奇心満たす目的じゃない』とどうやって抗弁できるのか」

葉梨「1つの画像で冤罪にならないようにする努力は必要。だからと言って、たくさんの児童ポルノ蔵書が許されるというのは違う。民主党案はなぜたくさん持ってる人を処罰と書かなかったのか
 「昔のホコリをかぶってる雑誌を持ち出してきて『性的好奇心満たす目的だ』と自白を強要する捜査官なんていないと信じてる。」

---

枝野「与党案は、送りつけられた児童ポルノ画像を1回でも開いてそれに自白がつくと有罪になる」

葉梨「拳銃だって薬物だってカバンに入れられる可能性はある。だからと言って規制を緩めるのはいけない」

枝野「拳銃や薬物は普通の人が手に入れられないが、画像はネットで入手できる。容易さが違う」

http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=39900&media_type=
 ※上記のやり取りは1時間50分あたりから。

------その他の名言集------------

自民「映画、出版物、大女優だろうと関係ない、今までの映画も本も写真も18歳以下のヌードなら全部捨てろ」

自民「ジャニーズは児童ポルノである」

自民「電子メールに児童ポルノが添付されているかどうかは、ファイルを開く前に分かるはずだ」

自民「えっちでぃ(たぶんハードディスク)に入っている画像を、何回開いたかチェックして、故意かどうかを調べる」

自民「宮沢りえのサンタフェ捨てなきゃ逮捕」(刑罰の遡及肯定)

以上、2ちゃんねるより転載。


……これはコントなのだろうか?ゴミ埋立地に絡んだ利権誘導か?

しかし、これで数の論理で法改正が通ってしまうかもしれないんだから、日本はどこへ行くのか。


e0158913_2234523.jpg

自民党の葉梨康弘議員(二世議員で元警察官僚)が、規制反対派にも判りやすいよう悪い児童ポルノを絵に描いてくれましたが、バカにされてる事がはっきり判るぐらいに判りやすいです。

ランドセルを描いてるあたりが憎い。法改正されたら早速、この議員を家宅捜索してください




「昔のホコリをかぶってる雑誌を持ち出してきて『性的好奇心満たす目的だ』と自白を強要する捜査官なんていないと信じてる。」

無関係の人を容疑者に仕立て上げて、締め上げて嘘の自白をさせて、無期懲役にして表彰状を貰った警察署がありましたね。

足利事件、もう忘れたのかしら。




野党の質問の方が遥かに理性的に、与党の応答は感情任せだと感じたのは私だけでしょうか?

↓↓良ければ下をクリック、お願いします↓↓
この文章をクリックするとブログランキングへカウントされます
[PR]
by Mr_F | 2009-06-27 02:29 | サブカル

腐った果実は棄てるべき

「骨太の方針」閣議決定、社会保障費抑制を撤回

 政府は23日の臨時閣議で、「経済財政改革の基本方針2009」(骨太の方針)を正式に決定した。

 衆院選を控えた自民党の反発を受け、社会保障費の自然増を2200億円抑制する方針を撤回し、小泉内閣時代から継続してきた歳出抑制路線を軌道修正した。財務省は来週中に2010年度予算の大枠となる概算要求基準(シーリング)を策定する方針だが、歳出圧力を高める与党との調整は難航しそうだ。

 与謝野財務・金融・経済財政相は23日の臨時閣議後の記者会見で、「歳出改革が緩むということはありえない」と強調した。

 だが、財政健全化を巡っては、国と地方の単年度の財政状況を示す基礎的財政収支を11年度までに黒字化させるとしたこれまでの目標について、世界的な景気悪化で実現が難しくなったことから、19年度に先送りした。新たな指標として国と地方の借金の残高が国内総生産に占める割合(債務残高のGDP比)を採用し、10年代半ばにこの割合を安定化させ、20年代初めに引き下げることを掲げた。

 一方、社会保障の強化と雇用の安定を目指すため、低所得世帯や子育て世帯を給付金と減税で支援する「給付付き税額控除」の検討などを盛り込んだ。だが、税制改革については「消費税」の文言はなく、具体的な引き上げ幅にも触れなかった。

読売新聞



かつて郵政民営化なるまやかしで国民を騙し、圧倒的な議席を手に入れた小泉元首相は国民だけが痛みを伴う構造改革を強行して日本国民を疲弊させ、一部企業だけが莫大な利益を上げて国民の誰もが恩恵を受けない戦後最長の好景気を演出して見せた。

そしてその結果がこれだ。

疲弊しきった国民は自民党ではダメだと、自民党とは大差ないが政権を担った事が無い民主党を支持し始めた。
自民党は総理をとっかえ引っ返して見せたが何も変わらず、悪くなるばかり。

そのオチが、総選挙直前に小泉元首相以来の構造改革の修正。

これで国民が自民党を再び支持するとでも思うのだろうか?いや、自民党はそう思っているわけだが。



国民は完全に、舐められている。自民党は完全に、腐っている

↓↓良ければ下をクリック、お願いします↓↓
この文章をクリックするとブログランキングへカウントされます
[PR]
by Mr_F | 2009-06-23 22:40 | ニュース
陵辱を題材とした美少女ゲームをソフ倫が製造発売を禁止した事に対し、私は明確に反対を表明いたします。

今回の規制強化は、

屏風に描いた虎が人を襲うから退治しろ!

という一休さんのとんち問答を思い起こさせます。

リベラルでありながら規制推進派であるブログを読んでいたのですが、性暴力が現実にあるのでそれを表現する事は許されない、と言う事だそうです。
保守派になればもっと激しい弾圧を自分達の都合(倫理観とか都合の良い看板を掲げて)だけでする訳ですが、リベラルな思考を持つ人でさえもこういった歪曲的解釈で規制を良しとする。

陵辱エロゲを規制して性暴力が減るという理論は、理論とは言えないと思いますがね。



屏風に描かれた虎が人を襲うという物理的な証拠を提示していただかないと、屏風に描いた虎を退治する理由にはなりません。


戦争を扱った創作を規制したら、世界から戦争はなくなるんでしょうか?

性暴力を扱う表現を規制すれば性暴力が減るのなら、当然そうなります。でもそんな事はありえないし、ありえると思う人なんていないでしょう。

色眼鏡を外して普通に考えたら、当たり前の話なんですが。

↓↓良ければ下をクリック、お願いします↓↓
この文章をクリックするとブログランキングへカウントされます
[PR]
by Mr_F | 2009-06-17 21:42 | サブカル

憲法の活きる国

仏憲法会議、ネット規制を「違憲」と判断


 フランスの違憲審査機関、憲法会議は10日、同国議会で5月に成立した違法ダウンロード取締法が、憲法を構成する「人権宣言」で定めた通信権を侵害するとして、施行禁止とすることを決めた。

 著作権の保護を目的とした同法は、インターネットで違法なダウンロードを行った者に対し、警告やネット契約の解除命令などの罰則を設けていた。

 憲法会議は「ネット通信へのアクセスの自由は裁判所が決定した場合にのみ制限される」として、行政機関の裁量で通信回線の切断などを可能にする同法を違憲とした。

共同通信


全く当然な判断だ。むしろこんな悪法を通した今のフランス議会の堕落振りの方が呆れてしまう。

かつて絶対王政を否定し民衆の力で民主主義(共和制)を勝ち取ったフランスが、民主主義の根幹である人権を否定するような悪法でもって国家が民衆を支配しようなど、許しがたい。

今の日本国もそうだ。憲法の認めた国民の権利を蔑ろにし、憲法を尊重すべき国会議員が憲法を否定し、また国民だけに与えられた憲法改正の権利を奪い取り、支配者に都合のいい憲法を作り上げようとしている。

日本国は今こそフランスを見習い、憲法を活かす行動を国民がとらなければならない。

↓↓良ければ下をクリック、お願いします↓↓
この文章をクリックするとブログランキングへカウントされます
[PR]
by Mr_F | 2009-06-12 01:53 | ニュース

それは誰の罪か?

クローズアップ2009:足利事件・菅家さん釈放 検察「ギブアップ」

 DNA鑑定が本格的な争点になった初の事件として注目された「足利事件」は4日、無期懲役が確定していた菅家利和受刑者(62)が釈放される異例の展開をみせた。精度の高い最新のDNA鑑定が「犯人は別人」と強く示唆したためだ。検察はあらゆる可能性を探ったが覆す余地はなく、窮地に追い込まれた末の決断。幹部は「ギブアップした」と述べた。一方、菅家さんは裁判で自白しており、プロの裁判官でさえ誤審した。裁判員制度で重大事件を裁く立場の市民からは戸惑いの声が上がった。
 ◇再鑑定を覆せず

 「このような事態に至ったことが異例で、厳しく受け止めている」。4日、東京・霞が関。会見に臨んだ東京高検の渡辺恵一次席検事は最後まで硬い表情を崩さなかった。

 5月8日に被害女児の半袖下着についた体液と菅家さんのDNA型が一致しないとする結果が判明した再鑑定は、弁護側、検察側双方が推薦する各鑑定医による2種類。検察側は再鑑定を受けて「体液が本当に犯人のものか」を軸に検証作業を進めた。

 再鑑定に使った下着は、捜査段階で実施された警察庁科学警察研究所(科警研)の「MCT118型」と呼ばれる鑑定で切り取られた穴の周囲の部分。犯人以外の汗やつばが付着した可能性を探るため、科警研に栃木県警の元捜査員らのDNA型鑑定を依頼した。だが、いずれも下着のDNA型とは一致しない。「劣化して犯人のDNA型が検出できなかったのではないか」との可能性も検討したが、2種類の再鑑定ではそれぞれ3、5カ所から同一のDNA型が検出されており、「再鑑定は犯人のDNA型が検出できていて、菅家さんとは一致しない」とみるしかなかった。

 ある検察幹部は「法と証拠に基づいて判断した」と強調する一方で「ギブアップ。後は裁判所の判断だ」と漏らした。

 ただ、検察側は全面降伏とは言えない主張も展開する。東京高検が4日、東京高裁に提出した意見書は、結論が同じ再鑑定のうち検察側鑑定を「無罪を言い渡すべき明らかな証拠」とし、MCT118型鑑定の誤りを指摘した弁護側鑑定は「信用性に欠ける」とした。

 血液型と合わせれば別人と誤る確率が1000人に1・2人の精度とされたMCT118型鑑定。検察側は他事件への波及を恐れてか「その精度の限度では正しかった」と主張しているように読み取れる。弁護団の佐藤博史弁護士は「検察は敗北宣言しながら過去の誤りを認めない。徹底的に争う」と語った。【岩佐淳士、安高晋】
 ◇裁判員制度、供述見極め難しく

 菅家さんの自白も有罪認定の重要な根拠だった。

 「これは女児のものか」

 「はい、そうです」

 92年2月の初公判。証拠品の着衣を見せて確認する検察官に菅家さんはこう答えた。6月の被告人質問では「『自転車に乗るかい』と声をかけて女児を誘い、乗せたが、気が変わり、わいせつ目的が生じた。抱きついたら声を出して騒がれたので、とっさに手が首にいってしまった」と心の動きまで語った。

 同年12月の第6回公判。一転否認に転じるが、その後、家族に無罪を訴えた手紙を書いた理由を説明する中で「心配をかけると思い無実だと書きました。(極刑かもしれないと)怖くなってやっていない、と話しました」などと、再度「自白」したとも言える上申書を裁判所に提出。判決直前の93年6月、再び無罪を訴えた。

 揺れる供述。プロの裁判官でも見極めは難しい。裁判員制度では、こうした判断が市民にも委ねられる。

 模擬裁判で裁判員役を務めた東京都世田谷区の無職男性(68)は「うその自白を見破るのは難しい」と不安を漏らす。墨田区の会社員女性(40)は「検察や弁護人は証拠の精度や妥当性を説明して」と注文した。

 一方、あるベテラン裁判官は「今後は公判供述が重視される。取り調べの一部録音・録画もやっている」と取り調べ状況の変化を指摘、今後の裁判には影響を与えないとの見方を示した。【銭場裕司、伊藤一郎】
 ◇DNAを絶対視するな--村井敏邦・龍谷大法科大学院教授

 足利事件の捜査、公判の経過は悲劇的だ。見込み捜査をした警察・検察、公判での自白撤回に耳を傾けなかった裁判所と1審弁護人など反省点は数多い。

 最大の問題は、捜査側が不確実な技術だったDNA鑑定を絶対視し、それを突きつけ虚偽の自白を得た点だ。最高裁は十分検討せずに追認し、DNA鑑定にお墨付きを与えた。精度が飛躍的に上がったとされる現在でも、DNAの一致を有罪の決め手とすべきではないと思う。むしろ、不一致の場合に無罪とするやり方で積極活用すべきだろう。

 そのためには警察が押収した(体液などの)試料を残し、中立機関が再鑑定するなどの基準が必要だが、日本の警察は試料を使い切る。「再試できない鑑定結果は証拠価値がない」という国際水準に従うべきだ。

 また、「死刑判決が予想される事件でも、虚偽自白がありうる」ことを示した点も重要だ。特に少年や知的障害者など自分を守る力が弱い人の取り調べには録音・録画だけでなく弁護士の立ち会いを認めるべきだ。

 裁判員制度が始まった。事件は、司法全体が「被告人の言い分に耳を傾けることの大切さ」という基本に立ち返らなければ、市民を誤判に巻き込む危険性を示したと言える。

毎日新聞



DNA鑑定が有罪の決定となった足利事件で、そのDNAの再鑑定で無期懲役とされていた菅家利和さんが冤罪と判り、再審以前に釈放された。

検察と裁判所は弁護側の求めたDNA再鑑定をことごとく退け、十七年たった今年になってやっと認め、真実が明らかにされた。


警察の不当な捜査。

検察の不当な証拠による公判。

そして裁判所による検察に言いなりの判決。


どれに最も重い責任があるのか?


日本の刑事裁判の有罪率は99%とも言われている。
最近は警察の検挙率が減っているが、かつて日本警察の検挙率は高かった。

それはまた、冤罪を量産していたと言う裏返しともいえる。



警察は正義ではない。検察も正義ではない。

だが裁判所は法の下に全ての人に平等でなければならない。人を裁く事が出来るのは法だけだ。

人は人を裁いてはならない。



よく調べもせずに、簡単に悪と決めてかかるのは、傲慢と怠惰のせいである。【ラ・ロシュフコー】

↓↓良ければ下をクリック、お願いします↓↓
この文章をクリックするとブログランキングへカウントされます
[PR]
by Mr_F | 2009-06-06 00:13 | ニュース