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民主主義的アナーキスト「F」氏のブログです。サブカルチャーから社会問題までおっとり刀で書いていこうと思います。


by Mr_F
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ポチッとな?

隣席のボタン投票「魔が差した」 自民・若林議員辞職

 自民党の若林正俊元農林水産相(75)は2日午前、参院議長あてに参院議員としての辞職願を提出し、参院本会議で認められた。3月31日の参院本会議での採決で、隣席の同党の青木幹雄前参院議員会長の投票ボタンを代わりに押した問題の責任を取った。

 民主党は1日、若林氏に対し、「国民の負託を受けた参院議員として民主主義を否定する行為」として懲罰動議を参院に提出した。これを受け自民党の谷垣禎一総裁は1日、「若林氏に毅然(きぜん)とした対応を」と指示し、参院執行部が若林氏に辞職を勧告。夏の参院選への悪影響を避けるため、早期の収拾を図った。

 31日の参院本会議では、高校無償化など9法案とNHK予算承認の計10件が押しボタン投票の対象となった。若林氏は辞職後に開いた記者会見で、途中退席した青木氏が「すぐ戻ってくると思い」、10件すべてについて自身と同じ賛否で投票ボタンを押し続けた、と説明した。

 若林氏は「青木氏と日ごろ諸案件で協議しており、考えは一致している」と述べたうえで、「魔が差した」と振り返った。青木氏からの指示はなく、過去に同様の不正はしなかったと明言した。

 一方、青木氏は2日、記者団に「驚いた。昨日、若林君から電話があって初めてわかった。想像もできんことだ」と述べ、若林氏への依頼については「そんな馬鹿なことするわけない」と否定した。

 若林氏は参院長野選挙区で当選2回。農水官僚出身で環境相、党両院議員総会長などを歴任した。夏の参院選には立候補せず、同選挙区では長男が出馬を表明している。

 本会議場での押しボタン投票は1998年に参院で始まった。参院改革の一環で、議員の投票行動の明確化に役立つとして導入された。各議員の席に賛成、反対、取り消しのボタンがあり、本人が着席し「氏名標」という自身の名前が書かれた立て札を立てると、ボタンが押せる。

朝日新聞


議員と言うのは有権者の票を背負ってその重責についている。国家の主権者たる有権者の代表であり、だからこそ権限が与えられる。

そのボタンはただのボタンでも、その議員が背負う有権者の声そのものであり、誰かがうっかり押していいものではない。
誰が押してもいいのなら民主主義など不要だし、独裁者が一人いればいい。

自民党は党内意見が分れない政党だ。それは党内に派閥を抱え、派閥の長が党の意志を議員に伝達し、そのように動かせる。
それに慣れ過ぎて誰がボタンを押してもいいと勘違いしたのか?


腐っても鯛というが、自民党は腐ってもう食べられそうにはない。

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by Mr_F | 2010-04-03 04:02 | ニュース